自分のスイングを客観的にチェック

自分のスイングを客観的にチェック

どうして自分のスイングというものは見えないのでしょう。今では、プロのような弾道測定器を使わずとも、スマホなど手近な機器でも自分のスイングを動画で撮って確認することが出来るようになり、さらにアプリを利用すればワンスイングごとに数字も表示され、もっと詳しく見えているはずなのになぜか見えない。今回は自分のスイングは客観的をチェックというお話です。

自分のスイングを映像で見ても見るポイントがズレているとその情報が生きてこないので注意が必要です。自分のスイングを客観的にチェックするためには、2種類のアプローチの仕方があります。それは、スイングの型をはめ込んでいく方法か、弾道からフィードバックされた情報に基づいて導いていく方法かです。どちらにしても自分にとって理解しやすい方法であることが大切で、それを間違ってしまうと無益な情報ばかりになりやすくなり、成長の妨げにも繋がります。


まずは、スイングの型をはめ込んでいく方法からですが、この方法は、“こういうふうに振ればこういう弾道が出るだろう”という“予測から”アプローチしていくものですが、自分の身体の感覚がメインで、クラブの動きを感じ取るものとなるため、身体のパーツごとに動きやすい動きを取り入れながら構築していくことになります。
この場合、自分のスイングの映像を見て、何を思うか?撮りなれている人であれば見慣れた映像になるので違和感は覚えないかもしれませんが、見慣れていない人にとっては、自分のスイングに違和感を覚えるかもしれません。

それは、実際に目にしているものと、自分のイメージしているものにギャップがあるからで、最初は、“こんなはずじゃない”って思うことの方が普通で、自分のスイングを好きになれないことの方が多いでしょう。もしかしたら、いつまでたっても自分のスイングが一番嫌いなのは、自分なのかもしれません。しかし、それくらいの方が、よりスイングを良くしていこうとするためには丁度いいかもしれません。

自分のスイングを分析するためには、自分を知るところから始めないといけません。まずは人のスイングを見るくらいの感じで自分のスイングを受け入れるところから始めましょう。
チェック方法としては、映像を見ながら全体的なバランスやリズム&テンポを確認。さらに上下・左右・前後に分けてそれぞれのバランスや動きの確認。ダンスを踊るが如く、無駄な動きをなくしていき、滑らかなスイングを目指してください。


次に、弾道からフィードバックされた情報に基づいて導いていく方法ですが、この方法は、“こういう弾道がでたのでこう振ったのであろう”という“結果から”アプローチしていくものですが、クラブの動きがメインで、それに合わせた身体の動きがどうであったのかとなるため、クラブがどういう軌道、入射角、フェース面でインパクトしたかを安定させていき、その感覚を身体に取り込むことになります。

ですから、自分のスイングの映像というより、クラブ自体の動きの映像であったり、インパクト以降のボールの動きであったりを数値で管理することになるので、どの数字にメインを置くかが重要になります。
特に結果を重視するのであれば、ボール初速、打ち出し角、キャリー、スピン量といったものになりますが、これは打ち出されたボールを如何に観察していくかが大事になります。


どちらの方法でも、自分が行動したものであるため、目を背けることなく、すべての結果は受け入れることが大切になります。どの情報が自分にとって必要なのかを把握するには、映像や数値が出たものに対して、自分がどこに注目しているのかを知ることが大事です。それが出来るようになってはじめて自分のスイングを客観的にチェックすることができるようになります。

黒田正夫

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