ショートホールはパー狙いで。

ショートホールはパー狙いで。

パー3のショートホールは、グリーンを狙うにあたり、平らなライからトライできるだけにパー4のミドルホールやパー5のロングホールに比べ楽な状況と感じやすく、ピンをデッドに狙う絶好のチャンスともいえるだろう。しかしながら、それがリキミに繋がってミスになり、パーも取れない状況に陥っているようであれば、何かしらの工夫を施すことが必要となる。今回は“ショートホールはパー狙いで。”という話をしたい。

パー3は、ほとんどのホールの距離がワンショットで届く設定になっていて、条件の良いライからグリーンを狙えるだけに、よりチャレンジングな攻めをプレーヤーに選択させることになる。それだけに、プレーヤーのスタイルが色濃く出やすいホールともいえるだろう。

狙いを狭く、エリアを絞り込んでプレーするピンを狙うタイプもいれば、狙いを広く、エリアを大きく設定するエリアを狙うタイプもいるだろう。どちらも良い悪いではなく、ミスをしづらい攻め方になっているのであればいい。まずは、ターゲットを絞り込んだ方がいいのか、それとも広く設定した方がいいのか、結果に繋がる方法を選択するべきだろう。

その設定が合っていないと全体のプレーにも影響を及ぼすことになる。ターゲットを絞り込めば込むほどリキミが出てきてスイングがぎこちなくなったり、ターゲットを広く設定したことで曖昧さが出てスイングが乱れたりしているようであれば、設定を変える必要がある。

ショートホールには、距離が長いホールもあれば短いホールもある。それでは、それぞれの場合、どのように考えればいいのかを考えたい。距離の長いホールは、特徴として、手前からの攻めを考えて花道をしっかり作ってくれていて、受けグリーン。左右のミスのついてはバンカーなどを配置してOBまで転がり落ちないよう設計している傾向になっている。

プレーヤーは長い番手を持つことにもなる関係上、縦と横のミスはどうしても出やすい。結果についてはグリーン周辺まで広げて考えておければ、想定外のミスには繋がらないだろうし、乗せられる確率は低いと割り切って寄せワン狙いで攻められればパーの確立も高くなるだろう。

距離の短いホールは、特徴として距離が短い分、グリーン周辺に池やバンカーなどのハザードが多く配置され、グリーンの起伏が特徴的であったりする傾向になっている。プレーヤーはハザードを確実に越えてグリーンに届く番手を持つことになるので、最低限グリーンをヒットすることはしたいだろう。

グリーンを安全に捉えるためにはピンを狙いつつも、ミスしても広くなっているサイドにボールを集めるようにしたい。ピンが左右上下とグリーン端に振っている場合、球筋が直線的であっても曲線的に狙ってきても、ニアサイドに外ないことだ。グリーンのニアサイドに外すことになるとアプローチの難度も上がりやすいため、寄せにくいエリアには足を踏み入れないマネジメントが必要になるだろう。

ピンが真ん中であった場合でも、グリーン上の起伏が大きかったり、複雑であったりするエリアは外して考えたい。このように、結果が良くなるであろうと予測を立てた考え方をすることで、リラックスした状態で挑めるかがショートホールでパーを導き出す成功のカギとなるだろう。

中途半端な距離のクラブ選択とスイングについては、しっかり打つ、抑えて打つとしっかり決めてからクラブ選択をしたい。ティーイングエリアの使い方も工夫するといいだろう。平らなところを選んでプレーすることは原則ではあるが、細かな傾斜を利用したり、ティーアップの高さを変えたりして、弾道や距離をうまくコントロールできるようになってくるとショートホールはパーが当然の結果となってくるはずだ。

黒田正夫

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