修正できるクラブ、距離、ショットを作ろう。

修正できるクラブ、距離、ショットを作ろう。

コースでのプレーは、練習場よりもミスが出やすいものだ。コースはミスが出やすい環境であるのは間違いないし、ミスを誘発するように設計されているのだから、ミスが出てもそれを修正するための何かを持っていなければ立て直すことはできないだろう。
今回は“修正できるクラブ、距離、ショットを作ろう。”という話をしたい。

コースでは、ミスした後はピンチになっていることのほうが多い。そのため、ミスにミスを重ねていかないような修正力が必要になってくる。その修正に繋がっているものは何か。これをマネジメントに加えられれば、ピンチをチャンスに変えられることに繋がり、スコアを大きく崩すことがなくなってくるだろう。

プレーヤー各々のゴルフスタイルによって修正の仕方が違うことにはなるが、まずはそれが何かということを探りたい。探るにあたり、得意なものを挙げることから始めるといいだろう。得意はクラブでもいいだろうし、得意な距離でも得意なショットでも構わないだろう。修正を促す軸となるものをいくつか持っているだけでもゴルフの内容が違ってくるはず。

それでは、修正できるものがクラブの場合を考えてみよう。キャディバックに入っているクラブすべてが得意であればそれに越したことがないのだが、そういう人は稀である。14本ある内のドライバーを含めたロングショット用のクラブ、グリーンを狙うロング・ミドルショット用のクラブ、ピンを狙うショート・アプローチ用のクラブと3つのゾーンに分けたとしよう。

狭いホールでドライバーに不安があるのであれば、FWやUTでティーショットしてもいいだろうし、FWやUT、ミドルアイアンなどが得意であれば、ドライバーにあまり神経質にならず、打てるところにあればなんとかできるといった精神的なハードルを下げさせることに繋げていってもいいだろう。ショートアイアンなど、ピンを狙うクラブが得意であれば、そのクラブを打てるようなマネジメントにするのもいいだろう。

ここでは、不安になっているものを如何に取り除くようにしていくかが大事で、ドライバーが得意であるのであれば、ミスしたものを忘れるくらい、しっかりターゲットに集中して振り切ることで、気持ちを切り替えるということでもいいだろう。3つのゾーンの中にそれぞれ1本、最低3本のクラブを作り上げることを薦めたい。

次に、修正できる距離の場合を考えてみよう。ミスした後は、ピンチになっていることのほうが多いため、得意な距離をいったん刻むか、それとも得意な距離が残るように刻むかといったものになるだろう。どちらの考え方でもいいだろうし、状況によって変えてもいいだろう。要はどこで修正を掛けようとするのかが大事なのだ。

最後は修正できるショットについて考えてみよう。これは前述した修正できるクラブと距離に共通したものが多く、持ち球を出しやすいクラブ選びが重要になってくる。得意なクラブで得意な距離に刻む時、どのような弾道になっていればバランスが取れたスイングになっているかが分かりやすくなるとともに、何パーセント修正できているのかも判断しやすくなってくる。当然、コースで行っているわけだから環境条件に左右されることの方が多いだろう。しかし、それを差し引いても同じミスを繰り返したり、逆球になっているようでは、修正できているとは言い切れない。

このように、いずれかのような立て直す術を身に着けておくことがコースでのプレーでは大切で、それは、クラブでも距離でもショットでも構わない。修正するための何かを持ってコースに挑めれば、ミスを誘発するようにコースはできているのだから、心や技術に大きな不安を持つことにはならず、少しの余裕を持ってして対処できるようになってくるはずだ。

黒田正夫

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